2021年6月27日(日)出産
主人は双子が産まれるかもと聞いて来てくれたけど、産まれる気配は全くない。
泊まる場所もないので、病院の近くに住む義兄の家へ帰ることに。
私は病室で1人、いつ出産になるのか不安に思いながら・・・
一晩あけてしまった(6月27日)。
朝8時の診察にて、なかなか出てこない双子に先生も驚いてた。
でも、もう出てきてくれないと感染症が進んでしまう。
張り止めの点滴をやめて今日こそ出産することに。
主人が9時に病院へ到着したので、張り止めをストップ。
すぐに出産になるかと思われた。
けど・・・
1時間たっても、2時間たっても状況は変わらない。
張り止めをストップした影響でひたすら陣痛に耐えるだけの私。
赤ちゃんの頭は5㎝、子宮口は7㎝。いつ産まれてもおかしくないのに。
主人は「子供が助からないなら、妻だけでも楽にして欲しい。」と先生に言ってくれて、人工破膜することに。
いよいよ出産。
2021年6月27日(日)12時30分
数回いきんだ後、355gの長男はするっと出てきてくれた。
初めて見た時「なんて小さくて大きいんだろう」って思った。
矛盾してるけど、主人も同じように思ったみたい。
長男を抱っこしながら、主人も私も涙が止まらない。
こんなに大きいのに、ちゃんと人なのに、なんで助からないんだろう。
口をパクパクさせて、手を動かして、一生懸命生きてるのに。
悲しい余韻に浸るのは早い。
まだ次男がお腹にいる。
側面を向いて子宮の奥にいた次男は、なかなか産まれてこない。
人工破膜にも時間がかかり、出血量はどんどん増えてしまった。
長男と比べ物にならないくらい痛くて辛い。
痛い、苦しい、辛い、悲しい、もう頑張れなくて、ただただ大絶叫。
2021年6月27日(日)13時40分
長男出産から1時間。350gの次男を大絶叫の末出産。
私が痛くて苦しかったように、次男も辛かったはず。
無理やりお腹から出された次男の姿は真っ赤で、傷ついて痛々しかった。
まだお腹にいたかったんだね。
ごめんね。
ありがとう。